Commons:ツール
Shortcuts: COM:TOOLS • COM:TUL

このページには、ウィキメディアコモンズでの作業を簡素化、効率化、または追加機能するためのツールとサービスのコレクションが含まれています。 ここにあるツールのいくつかは、ウィキメディアコモンズのウェブインターフェース内にオプションで直接統合されています。 ウィキメディアコモンズのコンテンツを再生および表示する方法を知りたい場合は、メディアヘルプページをご覧ください。 ソフトウェアの編集とメディアファイルの作成をお探しの場合は、ソフトウェアページをご覧ください。Toolforgeには、自動的に生成されたコモンズツールの[1]もあります。
ツールによってはアクセスを便利にするガジェットが用意されており、利用者の個人設定から有効にできます。
ツールの統合
このページで紹介するツールのなかには、ウィキメディア・コモンズのウェブ・インターフェイスにガジェット経由で直接、統合されたものがあります(具体的にはExtraTabs2を利用)。ガジェットを有効にするには、利用者の個人設定を開き「ガジェット」タブを開いてください。このページでツールの名称に星印(*)を付けたツールにはガジェットがあります。
統合認証ツール(OAuth)
ほとんどのツールはMediaWikiの OAuthサポートを使用してシームレスな統合を提供し、ツールがユーザー名で安全にアクションを実行できるようにします。 例はCropToolです。 OAuthをサポートするツールを使用するために個別のアカウントは必要ありません。 OAuth認証を使用してツールにパスワードが開示されることはなく、いつでもツールのアカウントへのアクセスを取り消すことができます。
メディアをアップロードする
- Commons:アップロード用ツールをご参照ください。
メディアをダウンロードする
- メインページ: Commons:Download tools。
- Imker (Java デスクトップ版アプリ)
- User:AzaToth/wikimgrab.pl はソース画像をダウンロードする簡易なスクリプトで、多くの連続写真を使いパノラマ画像を合成するときに便利です。
- User:Siznax~commonswiki/wp image.py は python スクリプトとしてウィキメディアのファイルもしくは画像の名称から URL を取得します(同時に HTTP ステータスを検知。)
- CommonsDownloader(Pythonモジュール) -- 特定の画像一式をダウンロードするのに、完全な解像度もしくは画像幅を指定。
- commons-downloader(Javaプログラム)
- wimgs(Ruby スクリプト)-- 特定のカテゴリもしくは使用されている記事(複数可)からすべての画像をダウンロードするについて、完全な解像度もしくは画像幅を指定できる(2015年以降、メンテナンスを停止中。)
ナビゲーション・ツール
使用法を確認する
特別:グローバルなファイル使用状況はウィキメディアの世界全体から、コモンズのメディアが採用されている場所を検出する特別ページです。
- このツールの利用はExtraTabs2 ガジェットを使います。
PopComPics

PopComPicsつまりコモンズで人気のある画像 Popular Commons Pics は特定の利用者がアップロードしたうちで最も人気が高いメディアを示します。ウィキメディアのプロジェクト群で何回ずつ使われたかがわかります。また円グラフを使い、上位10件の写真を表示します。
PetScan(旧称 Cat-Scan)
PetScan (旧称 Cat-Scan) は2件のカテゴリ(カテゴリの重なり)もしくは特定のテンプレートを添えたカテゴリに属する画像を検出します(ここでいう画像とは「ページ」の1種。)また深さを指定するとぞのサブカテゴリを作業対象にします。
WikiMiniAtlas
WikiMiniAtlas は JavaScript プラグインで、 位置座標付きの画像を世界地図上に表示します。開発者はDschwen さんです。
CatFood

これは Magnus Manske さんが開発したRSSフィードでカテゴリに注目します。表示するのは画像のサムネール、作者またはアップロード者、ライセンスです(検知した場合)。コモンンズの画像もしくはページにリンクバックします。
メディアを検索
FastCCI

FastCCI は JavaScript のガジェットで秀逸な・良質な・価値ある画像をその時点のカテゴリとそのサブカテゴリから抽出します。またそのカテゴリとサブカテゴリのすべての画像 を表示したり、あるいはサブカテゴリを含めてカテゴリの重なりから画像を検出したりできます。デスクトップビューではラベル名 "Good pictures" としてカテゴリ名の右に配置され、下向き三角形を押すとオプションを表示します。FastCCI とは Fast Commons Categories Intersection、つまり「素早いコモンズのカテゴリの重なり(検知)」の略語です。
The Usual Suspects
The Usual Suspects(ザ・ユージュアル・サスペクツ、Toolserver 時代の旧称「Bad Old Ones」と「Bad Boys」)はカテゴリ(とそのサブカテゴリ)を指定し、画像に最終変更日、サムネール、説明、他のウィキメディア・プロジェクト群での使用状況を添えてリストにします。本来の機能は「よくない」すなわちCategory:Unknownに分類される画像の抽出に使うため、Magnus Manskeさんが開発しました。
My "No Information"
利用者名を指定し、{{Information}} テンプレートを使っていない項目を検知します。Add information を促します。
検索
コモンズを検索するには、主にSpecial:MediaSearchとSpecial:Searchの2つの方法があります。MediaSearchはファイルを検索するために設計された新しいツールですが、Special:Searchはテキストを検索するために設計されたより伝統的なインターフェースです。 これらのツールの使用に関する詳細は、それぞれmw:Help:MediaSearchおよびmw:Help:CirrusSearchで入手できます。 あなたの好みでデフォルトの検索ツールを変更して高度な検索インターフェースを有効または無効にすることができます。
管理
Commons Commander (CC)
- Help:コモンズコマンダーを参照。
- 2012年以降あるいはそれ以前からエラー/動作していない
ISA Tool
ISA tool is a multilingual, mobile-first tool, that makes it easy for people to add 'micro-contributions' in the form of structured data (descriptions, captions, tags, etc.) to images that have been contributed to Wikimedia Commons by Wiki Loves competitions.
- ISA tool-forge link: https://isa.toolforge.org
HotCat
ファイルのカテゴリ付与もしくは再付与が簡単にできます。
Cat-a-lot
Cat-a-lot(カテロット)は JavaScript のガジェットで、画像をカテゴリ間で移動したり、検索結果にカテゴリを付与するために使います。
Commons 一括説明ツール
略してCMD(Commons Mass Description Tool コモンズ・マス・ディスクリプション・ツール)はウィキメディアコモンズの複数の画像に、一括して説明文を追加します。Mediawiki にある翻訳拡張機能 Extension:Translate にヒントを得ました。
De-Grandparent (DGP)
De-Grandparent(デ・グランドペアレント)というツールは下位カテゴリに割り当ててあるファイル(孫)を、上位のカテゴリ(祖父母)から除去します。
MultiDesc
MultiDesc(マルチ・デスクリプション)を使うと、ウィキメディア・コモンズにあるギャラリーもしくは複数の画像に、多言語の説明文を追加できます。対応するウィキペディアの記事名さえわかれば、使いこなせます。通常はこのツールの出力結果をそのまま直接、記事のページにコピー&ペーストできますが、普遍的でない言い回しや表現は必ず除去することを忘れないでください。開発者はUser:Magnus Manskeさんです。
LicenseToKill

このツールは簡明な GUI を提供し、同一カテゴリもしくはリストから複数ファイルを削除しやすくします。対応するのは .NET 2.0 が稼働する Windows 環境限定です。開発者はUser:Dakeさんです。
Locator-tool
Commons:Locator-tool/ja(ロケーター・ツール)は位置座標に対応するツールです。すでにアップロードしてあるファイルにすばやく {{Location}} 情報を付与します。リストを用意して位置座標の付与の作業対象に指定したり(カテゴリにクエリをかけるなど)、地図の上でそれぞれの対応する位置を選んだりすると、{{Location}} が自動的に付与/除去されます。
GeoLocator tool
GeoLocator tool(ジオロケーター・ツール)とは双方向の緯度経度のエディタで、画像単位で{{Coord}} 情報テンプレートを付与できます。開発者はUser:Teslatonさんです。
情報を加える
画像の説明が自由文形式の場合、内容を分析して標準的な{{Information}}テンプレートの対応する欄に記入しようとします。開発者はMagnus Manskeさんです。
- toolforge:add-information
- このツールには{{Information}}を追加 ガジェットが付いてきます。
OrphanTalk
ページ名前空間のトークページに対する主題のページがないものを検出します。応用編としてリダイレクトと/もしくは下位ページを検出します。
BlankPages
白紙化されたページ(ブランク・ページ)を、1件もしくは複数の名前空間から検出します。
VisualFileChange
- ヘルプ:VisualFileChange.js は変更のバッチ処理用(カテゴリ、regex)
重複の検出、ハッシュを使った検索
FileDupes
重複とマークされた画像を対比します。開発者はUser:Magnus Manskeさんです。
- toolforge:filedupes
- 例: [2] ({{Duplicate}})
- 別の例: [3] ({{Bad name}})
SHA-1 ハッシュを利用してファイルを検索(コンテンツ基準)

API には指定のSHA-1ハッシュが付与されたファイルを抽出するツールがリストになっています。使い方の例:コモンズのサーバにクエリをかけ、まったくの重複ファイルがアップロードされないよう、未然に防ぎます。SHA-1 ハッシュはローカルで さまざまなツールにより検出可能です(例; sha1sum
– a standard program on Linux システム上の標準プログラム。)
- URL: https://commons.wikimedia.org/w/api.php?action=query&list=allimages&aisha1=ここにハッシュを!. 例.
- 上書きにより削除されたファイルを検出: https://expose-data.toolforge.org/jsonapi.php?action=sha1lookup&sha1=SHA1_HERE&showdeleted=1 例(とにかく動作が重い!)。もし削除されたファイルを復活させる必要がないのであれば、クエリ文から
&showdeleted=1
を除去します。
File Analyzer
特定の画像の sha1 値を与えると、削除済みの画像の一覧が得られます。
ファイルチェック
懸案のある(Media)ウィキから問題のありそうなページを検索(主にコモンズのファイルが対象)。
filesMetaData
メディアファイルならびに説明ページに付属する、文書型のメタデータを表示します。数百の単位でサムネールをダウンロードするのではなく、並べ替え可能なデータ表としてあらかじめ絞り込んだものを用意します。
巡回と通知
Twinkle
Twinkle(トゥインクル)は JavaScripts で書かれ、登録利用者に複数のオプションを提供し、日常的な管理タスクに使えて、荒らし対策に役立ちます。
交差する貢献
Intersect Contribs(インターセクト・コントリーブ)というツールは利用者2名の投稿記録をすりあわせ、両名が編集したページ群を表示します。 ソックパペットの検出に役立ちます。
Newbie uploads
Newbie uploads(ニュービー・アップロード)はローカルの利用者グループに参加していない新顔の編集者によるアップロードを検出します。
最近の巡回未了の編集
IP および登録利用者による編集で、巡回が未了のもの。期間の設定は過去31日以内。
コモンズ・ファイル係数器
英語名は Commons file counter。期間とカテゴリを指定し、特定日時点におけるそのカテゴリとその下位カテゴリ内のファイル数を割り出します。
Wikipediaの記事に画像を追加
Wikidata Images
Wikidata Images(ウィキデータ画像)プロジェクトはウィキ単位でカテゴリシステムの作成と管理を行うツールで、それぞれのウィキからウィキデータの記録にリンクした記事を対象に、画像がない記事を抽出したリストを作ります。たとえばウィキデータ側には「Category:画像を使用していないがウィキデータには画像があるページ」というカテゴリが生成され、ウィキデータからいつも利用するウィキへのリンクを開くと状況を参照できます。(訳注:ツールが使用するテンプレートはTemplate:Wikidata image
で、日本語版ウィキペディアに導入済みです。)
FIST
Magnus Manskeさんが開発したFIST(リンク切れ)は、画像のない記事を集めたカテゴリから記事を検索するツールです。この FIST は記事名をキーワードに使い、十数種類の画像リポジトリ(Flickr など)からコモンズとライセンス要件が合致する画像を検出し、コモンズへ簡単に導入できるツールを提供します。
GLAMify
GLAMify(グラミファイ)はコモンズの特定のカテゴリを対象に、特定のウィキに載った画像を検出し、他のウィキの記事のどれかでも使えそうな画像を選出します。
Glamorous
Glamrous(グラマラス)はコモンズの画像が他のどのプロジェクトで使われているか、追跡するツールです。
GlamorousToHTML
Python script that generates a HTML page listing all Wikipedia articles (in all languages) in which (one or more) images/media from a given Commons category are used. Converts the output of the GLAMorous tool to a HTML page.
Gallery generator
Gallery generator(ギャラリー・ジェネレーター)はウィキメディア・コモンズのカテゴリからMediaWiki ギャラリーを生成するツールでいくつかオプション機能があります。
関連項目
- 申請すると便利なサービスを提供されるボット 作業代行をリクエストできるボット
- Commons:ソフトウェアはコモンズのファイル整理に使えるもの
- Commons:メディア・ヘルプはコモンズのメディアファイルを再度、表示するため
- Commons:User scripts
- Category:User scripts Javscript/CSS の便利な裏技集。たとえばワンクリックで「ソースが不明・ライセンスが不明・削除依頼」などのリンクタグが貼れるものなど
- Wikimedia Toolforge ウィキメディアの開発環境